MOTHER’S WORKING COMMUNITY
エクマットラ ハンディクラフト工房は
適切な雇用環境はもちろんのこと、働く女性たちが自分らしくいられる
「居場所」を大切にしています。
彼女たちにとってここは働く場所であり、自分のために学ぶ場所でもあり、
心から笑顔になれる場所、そして
どんな時でも頼れるセーフティーネットでもあり続けること目指しています。
01
子どもと一緒に
どこの国のお母さんも小さな子どもを置いて仕事に行くことはなかなかできません。だからこそ、育児と仕事の両立には周囲のサポートが不可欠です。
工房に併設されている託児所では、いつもたくさんのおもちゃとベビーシッターさんが子どもたちを温かく迎えてくれます。
お母さんたちは、子どもたちを安全な場所に預け、仕事に集中することができます。
02
安定した収入
農村部には女性が働ける場所がほとんどなく、あったとしても賃金の安い過酷な肉体労働であったり、収穫の時期に限られていたり、収入が安定しません。
工房で働く多くのスタッフも、不安定な夫の収入に依存していたり、収入が全くなかったりという状況でした。
私たちは小規模ではあるものの、「 固定給 」により、毎月決まった定額をスタッフたちに渡しています。
また、オーダーが沢山入った月は、歩合の報酬も加算されるシステムを採用しています。
安定的な収入によって、彼女たちはお金をどこに使うか、または貯金するのかという計画的なプランを立てることができます。
03
ライフイベントをサポート
せっかく仕事を見つけたのに、妊娠したから働けない...
収入がなくなって、子どもを産んでも食べさせていけない...
そんな女性たちをサポートするために
「 妊娠と育児期間の有給休暇制度 」を設けています。
出産・育児は女性の大切なライフイベント。みんなで祝福し、子どもが少し大きくなったら、子どもを連れて職場に復帰する。妊娠から
産後までの時期を資金面やメンタルケアで手厚くサポートします。
04
女性の心の居場所へ
月に一度行われるマンスリーミーティングの他にも、半年に一度ファミリーピクニックを行ったり、記念日や休暇前にはギフトを用意したり、家庭の様子をヒアリングしたり...
スタッフたちとの心の交流を大切にしています。
ご家族を交えたイベントの開催や一人一人のケアをすることで、周囲の働くことへの理解を深め、女性たちにとって工房が彼女たちの「心の居場所」となることを願っています。
05
自立できるスキルトレーニング
もともと工房のスタッフたちは、農村部の貧しい家庭で育ち、学校にも行くことができず、何もスキルがないという女性がほとんどでした。
この先女性たちが長い人生の中で、どこに行っても自分に誇りを持ち生きていけるように、手に職を持ち自由な選択ができるようにと願い、
そんな女性たちのために工房では、商品を作るために必要な手工芸や縫製に関する「 スキルトレーニング 」を行っています。